負けたけど負けない!
若松G1もたくさんの応援ありがとうございました!勝利者インタビューでは毎日たくさんの方からの温かい声援が本当にありがたくて励みになりました!
そして優勝戦では自分の力不足で期待に応えることができず申し訳なかったです…。
今節もとても勉強になる1節間でした。仕上がり的にはここ最近の中では一番良く、今節の全体の中でもレース足は1番良かったと自信持って言えるほどの仕上がりでした。
ただ優勝戦のメンバーでは進入に不安があったので、自分なりにそこの問題をどう解消して、どうしたら優勝できるかをすごく考えてレースへ臨んだつもりでしたが、結果につなげることができませんでした。応援していただいた方に申し訳ない思いです。
今回のレースでは自分の対応力の弱さと、気持ちの部分での甘さを痛感させられたなと…。本当に勉強になりました!日々勉強ですね。
レース終わりに妻からのLINEで娘がレースを見て涙してたよと…。
それを知って、自分の子供がそこまで理解して思ってくれているんだなと成長していることに嬉しさ反面、もっとカッコいいところ見せられるようになりたいから頑張ろうとも思いましたね。
家に帰ってからは、子供に『優勝できなかったね、でも負けたからこそ次に勝つために頑張れるよね!失敗するから成長できるね!』と言い訳しつつ自分に言い聞かせるように話しました。
子供には本当に色んなことを教えられるなとつくづく感じるこの頃です。笑
レース期間中に読書することが増えた最近ですが、今回の若松で読んでいてとても励まされた話があったので紹介したいと思います。
【致知】という月刊誌を以前から定期購読していまして、それをレース期間中の宿舎で読ませていただいています。著名人や色んなジャンルの方のお話が載っていて、自分の知らない世界の話が聞けて楽しみながら読んでいるのですが、今回読んでいた中で『穴澤雄介』さんという方のインタビューがありまして、とても力をいただけるお話でしたので少しだけ紹介したいと思います。
穴澤さんは『盲目のヴァイオリン奏者』と言われている方で、生まれた時すでに心臓と目に障碍があり、心臓病は重く2歳ほどまでは入院生活をされていたそうです。目の方は小学生の頃0,8まで見えていたそうですが、物心ついてからも入院されていたり、水泳は禁止、走るのは50メートルまでとかなり厳しい運動制限だったそうです。
周りの子と同じようにできない悔しさを感じながらも、5歳からヴァイオリンを習い始めましたが、実際は劣等生だったそうです。
小学5年の時、心臓の手術をされて幸い成功したものの、身体への負担が大きく視力が極端に落ちてしまいました。胸部はミミズ腫れ、周りにはジョロジロ見られ教科書も言葉にできない。昨日までできたことができなくなったことをとてもショックを受けたそうです。
その中で自分が輝ける場所はどこなのかと考え、音楽にいきつきヴァイオリンにも励むようになり、さまざまな苦労をしながらもヴァイオリニストとして今に至るというお話でした。そこでめげずに前向きに考えられるところがすごい!
その後の苦労話も本当に凄まじいのですが、それをものともせず前向きに力強く進んでいく姿勢に驚きと感動しました。
そして今ヴァイオリニストとしてライブをされる中で、自分の経験をもとに、切羽詰まって自ら命を絶とうと考えている人に、『人生はどん底がいつまでも続くわけではない、1年後2年後同じ辛さではない』と伝えているそうです。
凄すぎますね✨
記事の言葉で『人間は大変な時にこそ知恵が出るんです。満たされている時は案外、いい知恵は出ない。どんな困難な時も絶対にどこかに抜け道がある。“不可能が新たな可能性を生み出すんです”』
この“不可能が新たな可能性を生み出すんです”という言葉に、穴澤さんの経験されてきた中で生まれた思いに重みを感じつつ、深い言葉だなと、今の自分がいかに恵まれた中で甘い考えをしていたなと考えさせられました。
そんな話を読んでいたら落ち込むなんて言えませんね!今目の前にある自分のできることに全力で臨もうと勇気付けられました。
おかげさまで、結果は出せませんでしたが本当に実りある1節になりました。未熟ではありますが目の前のことに全力で取り組んで少しずつですが成長できるように、そして魅力あるレースを提供できるように頑張りたいと思います😊
今年も残りわずか、自分には年末のボートレースGPまで残るは常滑のみです!
全力で挑んできます!
『致知』という雑誌、面白いので興味の沸いた方はぜひ読んでみてください😊きっと素敵な出会いがあるんではないかと。
雑誌のセールスみたいいになってしまいましたが、今回はこのような話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!皆さんの明日からが素敵な日になりますように。